Book9(20代のうちに身につけたいお金と生き方の話 Kentaro.)
20代のうちに身につけたいお金と生き方の話
Kentaro.
なんのために、貯金し、投資し資金を増やそうとするのか。
最近、資金形成へ興味を持ち、どうすれば支出を減らし、収入を増やせるのかということを調べたり、実際に行動してみたりしているわけだが、なぜ?と聞かれたら答えはまとまっていないような気がした。
この本を読んでその点においてスッキリすることができた。もちろん、FIREしたい、老後資金に心配せずに暮らしたいという思いもあるが、著者も言っているように一番は「No」と言える心の余裕を持つためであると思った。
職場の中でもパワハラのようなもので辞めていく人もいる。その立場にいつ自分が置かれるかも分からない。そんな時、ある程度経済的余裕があれば、心身を追い込むことなくそういったストレスフルな状態から逃れることができると思った。
また、貯金してこなかった自分が、最近貯金を意識するようになって確かに、充実感が増しているように思う。感情的にならず、自分と対話する時間が増え、正しい選択をできたことに喜びを感じれる。
こういった気持ちは時間とともに薄れていく傾向にあるので、定期的にマネーリテラシーについて学んで意識を保っていきたい。
【memo】
・経済的余裕はNo!といえるための準備。
・貨幣とは鋳造された自由である。
・貯金する過程が大切。ほんとに必要なものだけが見えてくる。
・まずは100万、その次は500万。
・大抵の不安はお金で解決する。
・貯金額が増えていくほど、幸福度もあがっていく。
・貯金額は月の25パーセントほど。
・リセールバリューを意識する。
・自分の時給に置き換える。
・安いものを買えば損することもある。
・マイナスサムゲームはやめる。
・実るほど頭を垂れる稲穂かな